もちろん、そうなんです。
でも、もっと詳しく表現してみますね。

見えている部分の歯石除去、歯と歯ぐきの境目の見えない部分、歯周ポケットと言われる所の歯石除去。着色除去。バイオフィルムという細菌の除去。ハイドロキシ アパタイトで歯を強くしてコーティング。
あとは、口腔内の良い状態をキープしていただくために、歯ブラシのやり方をお教えします。

半年に１度のスパンで、やっていただくのが理想的です。

ここ数年で、いろいろな大学病院で口腔ケアと入院在院日数の関係の研究結果が出ています。
入院前にクリーニングを受けた方は、オペ後の傷の治癒が受けていない方より早いんです。
ガンの治療も、口腔内ができるだけ正常な状態を保てた方の方が、在院日数が少ないようです。

また、歯周病菌が糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞の発症に大きく関わっていることも知られています。

健康な方はもちろんのこと、口腔内の良い状態を保つということは、単に綺麗というのではなく、健康に大きく関わっているんですね。
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看護師：亀卦川 聖美 （キケガワ キヨミ）