口腔外科の症例と症状
実際にあった口腔外科の症例や症状と、当院でのその対処例をご紹介いたします。
症状口唇切傷と破折
激しい転倒や顔面をぶつけるような事故などでは、口唇切傷(唇が切れた)や歯が折れたという症状が多くみられます。口唇は、必要があれば縫合します。折れた歯は痛みが強いため応急処置として、揺れないようにしっかり固定します。歯根破折の場合は、抜歯適応です。
※抜歯の場合は、審美及び他の歯の今後を考え、義歯ではなくインプラントをお勧めします。
症状顎関節症
顎関節症(がくかんせつしょう)の症状は、顎(あご)の付け根がカクカク音がする、痛い、口が開き辛くなった、肩こりがひどい等です。顎の関節形態の問題や、顎関節にある関節円板の変形や動きの不正によって症状が出てきます。ストレスが原因の一つとも考えられています。変形した関節はもどりませんが、関節への負担を減らすことで、症状は改善されます。まずはマウスピースを作製し、付けて様子をみます。
※※ゴルフで歯をくいしばる方、夜間歯ぎしりがひどい方もマウスピースをお勧めします。
症状舌が痛い、舌が白くなっている、口内炎が痛い
このような症状は、内科的な原因がある場合も多いのですが、意外と口腔内の環境が問題多く、歯石を取ったり、正しい歯磨きができるようになると改善するケースもあります。一度ご相談ください。
※対処として、クリーニングは保険適用と自費の両方のコースがあります。口内炎は塗り薬を処方します(保険適用)
レーザー治療器
今までのレーザーよりも出力の幅があり、口内炎治療から膿疱まで、治療の幅も広がりました。自費診療になります(約¥3,000です)
症状重度歯周病
骨再生術を行います(保険適用外)