歯周病と噛み締めとの関係
H30.8.21の日本歯科新聞の記事に、いつも院長が言っている事が出ていました!
患者様の中に、歯周ポケットが深く、他の歯科医院でも以前かなりしっかりと歯周病の治療を受けた。けれども、ぐらつきや痛み(特に奥歯)が良くならない。ということでみえる型がたまにいらっしゃいます。
確かに、普通に歯周病検査をすると、数値でもレントゲンでも歯周病なのです。しかも横揺れのグラつきより重症の垂直動揺と言われる歯が奥に沈み込むのです。この垂直動揺があると、骨吸収がかなりある事になり、歯を残す事が難しくなってきます。
当院では、どの患者様にも噛み合わせに着目して診ていきますが、特に噛み締め、くいしばり、歯ぎしりの有無は以前より重要視しています。
垂直動揺がある方は、ほとんどの方が、くいしばり、歯ぎしりが強く、噛み合わせに影響が出ています。
そこで院長は、歯周病治療をしながら並行して噛み合わせのチェックをしていきます。
早期であれば、矯正治療をする事で歯を残せる方もいらっしゃいます。
今回の記事は、院長の考えをデータとして裏づけされたもので、スタッフ一同、モチベーションがさらに上がりました。
歯周病治療は、治療期間が長く、ご自身で毎日の歯ブラシも治療の一環として身につけていただかなくてはなりません。 今後も患者様一人一人に合った方法を、最新の情報を敏感に捉えて考えていきたいと思います。
看護師:亀卦川 聖美 (キケガワ キヨミ)