八戸のインプラント出張オペが3/16東北地方地震の影響を受けました。

きけがわ歯科医院  新横浜インプラント・矯正クリニック 院長 亀卦川博仁です。

早いもので今年もあっという間に3月が過ぎて桜が満開の季節になりました。医院からすぐの川沿いを早朝散歩すると、沢山の桜が綺麗に咲いているので気分がとても良いですね。

さて、3/16の東北地方震源の地震で現在東北新幹線は福島~仙台駅間の上下線で終日運転を見合わせています。そのため、3/19(土)八戸で予定していたインプラント出張手術(2名の患者様, 麻酔科Dr.,アシストDr.,院長,スタッフ歯科衛生士etc.)を急遽飛行機で行かなくてはならなくなりました。

最寄りの空港は米軍と共有している「三沢空港」か少し離れた「青森空港」なのですが、青森へ向かう方々の多くは当然同じ選択なのでチケットが心配されましたが3/17に3/19早朝便残席1で三沢空港往復LAL便がゲット出来ました!一安心。

ところが、3/19当日の八戸天候は大雪・暴風の悪天候で羽田空港では欠航と出航出来ても着陸不可であれば、羽田へ引き返すとのアナウンスが流れていました。定刻から少し遅れて羽田を離陸したのですが三沢空港付近で窓の外を見ると真っ白で何も見えません。果たして着陸出来るのだろうか??と心配していると、ドラマで良く聞く様な機長のアナウンスが流れて来ました「当機は悪天候のため三沢空港上空を旋回して着陸可能なタイミングを見てトライしますが、燃料は1時間しか予備が無いので無理と判断した場合安全を優先して羽田空港へ引き返すことをご了承のほどよろしくお願い申し上げます。」

その後、着陸態勢に入るも急上昇を2度繰り返してから暫く旋回したのち、CAの「今度のトライで着陸出来なければ羽田空港へ引き返します。」というアナウンスが流れました。大勢の方がオペの為に待っているから、神様〜〜〜無事に着陸させてください!と言うお祈りが通じたのか、大きな振動と共に無事着陸したのでありました。機長の素晴らしい判断と技術に感謝感謝でした。

到着口から出ると、受付のスタッフさんがクリニックまでの送迎で何と2時間半も待っていたことを聞いて驚きと感謝の気持ちで一杯になりました。しかも大雪の嵐でクリニックまでは1時間半の運転でとても大変だったと思います。ありがとうございました。

その日は5時起きで八戸に向かい、オペを無事2件終えてその日の最終便で羽田に帰ると言う何とも精神・肉体両方にきつーい1日となりました。。。

そして、4/2も八戸でオペでしたがまだ新幹線が不通なので今回も5時起きで三沢空港まで行き、翌日の日曜日朝一の便で帰宅でした。。。新幹線が速く復旧してくれることを願っています。

「きけがわ歯科医院  新横浜インプラント・矯正クリニック 亀卦川博仁」